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2022/10/10
縁の糸vol.3 第二章 和の美の学び ~着物編~
今回の企画展は、縁の糸vol.3和の美の学び~着物編としました。
私の様な着物初心者でも何か着物や和の文化へと繋がるご縁繋ぎができたらという思いもありました。
9月26日当日。いらして下さった方は毎日お着物の方から、普段はご縁がない方まで様々でした。
しかし安達さんのお話が始まりましたら皆さん一様に引き込まれお顔が輝いていかれました。
安達さんのこの日の装いは、初秋という地元作家黒木千穂子さんのひとえの紬と、葡萄とリスの柄のこちらも地元染色作家 岡村美和さんの帯
帯留めにはバイオリン、と森の音楽家のイメージとのこと。
地元や作家さんへの愛や遊び心が感じられる素敵な装いに皆さん興味津々です。
実際四季のコーディネートや編集された本をお持ちくださって、具体的にお話し頂けたのでとても分かりやすく楽しい内容でした。
着物は、どうして幸せを運んでくれるのか?というお題でお話くださったのですが
安達さんにとっての着物は、護ってくれている存在であること。
日常を共にし、着物を愛し楽しまれている様子が伝わってきました。
息子さんの生まれ年の羊の帯をして学校行事に行かれるといった、さりげなくも愛のこもった着物の選びのお話も心に残りました。
日本の伝統柄の吉祥文様も色々な願いや祈りが込められている素晴らしい伝統文化であることも再認識できました。
私は色々迷いましたが、まあるく円(縁)繋がっていく七宝花菱地紋の色無地と義母から頂いた思い出の袋帯を着用しました。
その日の組み合わせ
Himikaの鍵隠しとも重なり、Himikaと義母の思い出と共にある着物を纏い
安達さんが言われた護られている感覚をまさに実感することができました。
安達さんのお話は博識でありながら広く包み込む様な優しさをお持ちで
許容範囲が広く着物はこうでなければならないという固定観念も知らない間に溶かして下さった様に思いました。
もっと着物を自分スタイルで楽に楽しんでみようかと感じさせて下さった事は大きかった様に思います。
着物を日常のものとして着こなせると
日々を心豊かに過ごすことができるのではないでしょうか。
参加者の方からは
安達さんがチャーミングで素敵な方でお話も分かりやすかった。
着物を着たくなりました。
着物の話を親子でして母の笑顔を久しぶりに見ることができました。
着物の奥深さを知ってもっとお話を聞いてみたいと思いました、など多数お喜びの声を頂戴し
この様な企画ができて本当に良かったと心より思いました。
続きは次の章に続きます。
お付き合いよろしくお願い致します。